参考
大石智晴さん
http://redrum.diarynote.jp/201604292305219140/
かっこかりさん
http://kakkokari.diarynote.jp/201604302250554231/


文章が長い-114514点

☆7ドローは強いの?☆
《Timetwister》等の7ドロー系は強いか弱いかと聞かれれば『強い』
(大体のドローソースのドロー効率はそのCMCに対して0.6~1になるようになっている中で2.3が如何に壊れているのか分かるだろう)
ただ『3マナというテンポロス』『解決後の枚数は7対21』のデメリットから盲目的に入れるカードではないとは思う。

☆では『7ドローを入れるジェネラルって何?』☆
大石智晴さんもかっこかりさんもその辺りには言及してないまたは薄いように見えたのでここについて考察してみようと思う。

☆7ドローの役割☆
7ドローに限らず複数枚引けるドローソースの役割は
《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled》の墓地を掃除したり《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》《炎の中の過去/Past in Flames》に繋げるため墓地を肥やす。
《Mystic Remora》《リスティックの研究/Rhystic Study》で大量に引かせたカードをリセットするために撃つといった理由もあるが
主な目的はマナ加速や妨害によって失った『リソースの補充手段』になる。


☆『7ドローを入れるジェネラル』☆
『どうやって勝つ』か
まずそこで7ドローを採用するか否かが分かれるだろう。
そのジェネラル勝ち手段は?と聞かれてどこまで細かく答えられるか。自分はそう多くないと思う。
大体が「歯と爪からキキジキ徴収兵」位の記述で止まってしまうだろう。
(ではその歯と爪を撃つマナはどうやって確保する?歯と爪を探す手段は?キキジキか徴収兵の片方が墓地に落ちていた場合は?明らかに妨害を構えているプレイヤーがいる時にどうやって歯と爪を通しにいく?etc...)
スタンダードやモダン、レガシーといった他の構築フォーマットではカードの採用理由について一枚一枚丁寧に答えられる人でもことEDHになれば途端に採用理由が雑になる。
曲りなりにも構築フォーマットの一種なのでデッキを構成するカードの1枚1枚についてはもう少し考えても罰は当たらないはずだろう。

そもそもこのゲームで理由なく入れていいカードは《Mana Crypt》1枚だけだと自分は考える。
《太陽の指輪/Sol Ring》でも《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》といった無色2マナより色1マナを優先する場合には入らない場合もある。
カードの一枚一枚について『必要に迫られて入れる』し『不要と断じたから抜ける』そうあるべきなのだ。
(『EDH必須カード!入れない理由はない!』『丸い!』という理由で入れる人はたとえ身内であっても『嗚呼、何も考えてないなこいつ』と冷めた目で見ます)

脱線したが本題に戻ると
環境次第だがどのゲームも6ターンで大勢が決すると考えた場合、
99枚の内使えるカードの枚数は7枚+6の13枚になる。
その内1枚は勝つ為のカードかそれにアクセスできるカード(例:《歯と爪/Tooth and Nail》)とした場合
5枚は土地
4枚はマナ加速
妨害は2枚
これで11枚(残2枚)になる。
これを毎ゲームしっかり引き込めれば問題ないが99枚のハイランダーではそこまで上手くいかない。
どこかのゲームでは土地が伸びないかもしれないしマナ加速を割られる可能性もある。
4ターン目で撃つ事を迫られる場合もある。
そうなった場合に明らかに足りないカードの枚数を補う為に『7ドロー』が必要になってくる。

仮に3ターン目に7ドローを撃つとした場合
ハンドの枚数は10枚
土地が3枚(残7枚)
2枚のマナ加速(残5枚)
妨害を1枚挟む(残4枚)
ここで7ドローで手札を7枚にする。(残3⇒7枚)
そして4、5ターン目にもう2回マナ加速と1回の妨害を挟んで6ターン目に《歯と爪/Tooth and Nail》を撃つ
ハンドが10枚
土地が2枚(8枚)
マナ加速が2枚(6枚)
妨害が1枚(5枚)
《歯と爪/Tooth and Nail》(残4枚)
これならば途中で不要なカードを引いた場合でもギリギリ許容できるだろう。
妨害でマナ加速を割られても次のターンに残りの4枚の中にあるであろう土地を置く事で《歯と爪/Tooth and Nail》は唱える事が可能だ。

☆結論☆
最終的に10マナ20マナかけて物量で押しつぶすのが主な『勝ってる場』とするジェネラルならば足りないリソースを補充する手段として7ドローはこれ以上なく
優秀なドロー効率を持つためデメリットを無視してでも可能限り積む。
(例:《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》)
ジェネラル含めデッキが重く、ジェネラルを唱えても終わりでなく一度激しい妨害に晒されるとリカバリーが困難なジェネラルもリカバリー要因として積むべきだろう。
(例:《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》《無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless》)

逆に《むかつき/Ad Nauseam》デッキといった5マナ6マナで勝つデッキならばカードを大量に使ってマナを伸ばす必要性はないため不要だ。
また、《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》《イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus》等、
たった1枚の妨害で大幅にテンポロスするジェネラルは妨害を引きこまれる可能性があるデメリットにより可能な限り相手にカードを引かせたくないため入らない。

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