【EDH】Heartbeat Zegana
2019年12月12日 EDH コメント (1)手持ちのEDHデッキ4つの中で解説要望が多かった順に解説
【EDH】Heartbeat Zegana
https://www.mtggoldfish.com/deck/2566205
①《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》とは
テキストに倣えばクリーチャーのパワーを参照してリソースに変換する統率者
単品では《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
BFM (Big Furry Monster)がいたら100枚ドローになる(LO・ジャッジ案件)
②何をする統率者か
目指す終着点は3つ
・《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
・《春の鼓動/Heartbeat of Spring》などで土地から12マナ以上+《パリンクロン/Palinchron》
・土地から7~9マナ以上《パリンクロン/Palinchron》+クローン系統
無限マナから《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を無限にキャストできる状態に持っていく事で無限ドローに変換する。
無限マナ無限ドローを行った後、《テラストドン/Terastodon》+《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》でクリーチャー以外の全てのパーマネントを象トークンに変えた後で《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》を超過してパーマネントを0にした状態で
《複製の儀式/Rite of Replication》で《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》のコピートークンを大量に作成し統率者戦のルールで使用可能なカード全てを指定してターンを返す。
ターンが返ってきたら大量のコピートークンで戦闘して勝利が灯争大戦が入る前、
《破滅の終焉/Finale of Devastation》が入って来た事でX=(十分大きな数値)を指定してそのまま戦闘しよう。
③カードの採用理由
・《イクシドロン/Ixidron》
相手の統率者への一番の対処方法は何かというと「裏返す」こと。
只の2/2になり能力も全て失う上、戦場にいるためリキャストも許さない
解決策はお互いに示し合わせて統率者同士を相打ちさせる事だが、それはアクティブプレイヤーが有利になるので難しい。
ついでに大体6/6くらいになるので《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のパワー参照と相性がよかったりする。
ついでに《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》をシミックカラーで対処できるのが偉い。
・《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を割る為のカード。ついでに4/4が盤面に残るのが偉い。
------------------------------------↓↓ここからが本題↓↓---------------------------------------------------
少しDeepな解説
①《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》とは
対戦相手の「これくらいなら止める程ではないかな」という心理を利用して
少しずつ自分のリソースを拡大し気が付いた時には手が付けられれない状態に持っていく統率者である。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》に限らずこのゲーム一人を完封するのは簡単な事で
全部のアクションに打消しや除去を当て続ければいい。
ただそんな事をすれば他の二人のどちらかが勝つのは当然。
それに相手への干渉はマナと手札を使うためなるべく他人に押し付けてしまいたいのが心情。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使う上で考えないといけないのは
「こいつはどこまで通してくれるか」
どこまでのアクションを許容してくれるかのギリギリを見極めることだ。
②何をする統率者か
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使う上での鉄則に近いものがある。
最初のキャストでドローする枚数は『3枚』になるように調整することだ。
その目的は《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を盤面に固定することにある。
理由は簡単で一部を除いて一番重いのが統率者本体で後はクローン系統は4マナばかりだからで次のドローを繋げていくコストが大幅に軽くなる。
それに《異界の進化/Eldritch Evolution》や《出産の殻/Birthing Pod》のようなマナコストが6である《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を起点に更にマナとドローを加速させる手段は《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》が戦場にいる事が前提で成り立っている。
そして《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を除去するとまた唱えられてドローされるという心理から《毒の濁流/Toxic Deluge》でついでに流れるみたいな事がない限り放置されやすい。
話を戻すとドローする枚数『3枚』は戦場にパワー2のクリーチャーこの場合は《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》や《刻み角/Manglehorn》辺りが理想だろう。
緑で『3枚』ドローといえば《調和/Harmonize》が挙げられる。
6マナ3ドローはドロー効率的に《調和/Harmonize》未満だがここで対戦相手の頭をよぎるのはクリーチャーを除去して《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のドロー枚数を減らすかそもそも打ち消してしまうかだ。
6マナで『3枚』ドローといえば《調和/Harmonize》未満だ。
《調和/Harmonize》に手札を一枚切るかというのは微妙な所になる。
3枚くらいなら通してドローさせて後続の呪文を打ち消してしまえばいいという心理が働くだろう。
この対戦相手の甘えに近い心理によって《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を盤面に固定する目的が成立した事になる。
こうなればもうこちらのものである。
この先の展開は大体似たり寄ったりとなる。
3枚ドローを許した以上はクローンによる4枚ドローも通さざるを得なくなる。
なぜならすでに3枚引かれている以上は4枚ドローも大差ないからだ。
そして後続の呪文を打ち消せばいいという心理がまた働く。
次にやってくるのはマナの回復だ。
《Candelabra of Tawnos》辺りだろう。止めるならここが最後のチャンスだが別にそれだけではゲームが終わるわけではない。
後続の呪文を打ち消せばいいという心理がまた働く。
果たしていつになったら打ち消さなければならない『後続』がやってくるのだろう。
あれよあれよという間に手札が20枚近くに膨れ上がり
《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》や《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》の着地を許す。
全ては最初の《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》の着地を許した事から始まる。
ここで一対一交換をしておけば・・・全ては後の祭りだ。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》はある程度このゲームに慣れた人が集まった卓に対して使うと絶妙な弱さと妨害耐性でそこそこ勝率を挙げる事が可能な統率者だ。
(イナーラ?ハルク?何それ美味しいの?)
一方で個人ヘイトを向けて来る人やカードの脅威度を点数化できない人と同卓するときはあまりお勧めしない。
③カードの採用理由
・《Candelabra of Tawnos》
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使うにあたって必須。
大真面目に《パリンクロン/Palinchron》を使っている以上、マナを倍化したら1マナで10マナ以上生み出す事もしばしば。
色拘束の厳しい統率者で単純にマナフィルターとして使うのも優秀
《Candelabra of Tawnos》を入れないなら統率者を変えよう。
似て非なる統率者だが《轟く声、ティシャーナ/Tishana, Voice of Thunder》とかおススメですよ?
・《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》
このデッキのクローザー。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》が戦場にいる状態でクリーチャーに装備されたらゲームが終わると考えてもよい。
インクのしみであるパワー修正も《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のドローに変換されて無駄がない。
序盤にポン置きして無害な顔して適当なクリーチャーに付けておこう。
・《複製の儀式/Rite of Replication》
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》が何かの間違いで追放されてしまったときにこのカードで無限に入る。
《永遠の証人/Eternal Witness》に対してキッカー込みで撃つ事でこのカードと他4枚を回収できる。
本体もクローンで無駄がない。
《テラストドン/Terastodon》にキッカー込みで撃つなよ!絶対に撃つなよ!
【EDH】Heartbeat Zegana
https://www.mtggoldfish.com/deck/2566205
①《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》とは
Prime Speaker Zegana / 首席議長ゼガーナ (2)(緑)(緑)(青)(青)
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
首席議長ゼガーナは+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、あなたがコントロールする他のクリーチャーの中の最大のパワーである。
首席議長ゼガーナが戦場に出たとき、これのパワーに等しい枚数のカードを引く。
1/1
テキストに倣えばクリーチャーのパワーを参照してリソースに変換する統率者
単品では《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
BFM (Big Furry Monster)がいたら100枚ドローになる(LO・ジャッジ案件)
②何をする統率者か
目指す終着点は3つ
・《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
・《春の鼓動/Heartbeat of Spring》などで土地から12マナ以上+《パリンクロン/Palinchron》
・土地から7~9マナ以上《パリンクロン/Palinchron》+クローン系統
無限マナから《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を無限にキャストできる状態に持っていく事で無限ドローに変換する。
無限マナ無限ドローを行った後、《テラストドン/Terastodon》+《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》でクリーチャー以外の全てのパーマネントを象トークンに変えた後で《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》を超過してパーマネントを0にした状態で
《複製の儀式/Rite of Replication》で《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》のコピートークンを大量に作成し統率者戦のルールで使用可能なカード全てを指定してターンを返す。
ターンが返ってきたら大量のコピートークンで戦闘して勝利が灯争大戦が入る前、
《破滅の終焉/Finale of Devastation》が入って来た事でX=(十分大きな数値)を指定してそのまま戦闘しよう。
③カードの採用理由
・《イクシドロン/Ixidron》
相手の統率者への一番の対処方法は何かというと「裏返す」こと。
只の2/2になり能力も全て失う上、戦場にいるためリキャストも許さない
解決策はお互いに示し合わせて統率者同士を相打ちさせる事だが、それはアクティブプレイヤーが有利になるので難しい。
ついでに大体6/6くらいになるので《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のパワー参照と相性がよかったりする。
ついでに《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》をシミックカラーで対処できるのが偉い。
・《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を割る為のカード。ついでに4/4が盤面に残るのが偉い。
------------------------------------↓↓ここからが本題↓↓---------------------------------------------------
少しDeepな解説
①《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》とは
対戦相手の「これくらいなら止める程ではないかな」という心理を利用して
少しずつ自分のリソースを拡大し気が付いた時には手が付けられれない状態に持っていく統率者である。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》に限らずこのゲーム一人を完封するのは簡単な事で
全部のアクションに打消しや除去を当て続ければいい。
ただそんな事をすれば他の二人のどちらかが勝つのは当然。
それに相手への干渉はマナと手札を使うためなるべく他人に押し付けてしまいたいのが心情。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使う上で考えないといけないのは
「こいつはどこまで通してくれるか」
どこまでのアクションを許容してくれるかのギリギリを見極めることだ。
②何をする統率者か
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使う上での鉄則に近いものがある。
最初のキャストでドローする枚数は『3枚』になるように調整することだ。
その目的は《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を盤面に固定することにある。
理由は簡単で一部を除いて一番重いのが統率者本体で後はクローン系統は4マナばかりだからで次のドローを繋げていくコストが大幅に軽くなる。
それに《異界の進化/Eldritch Evolution》や《出産の殻/Birthing Pod》のようなマナコストが6である《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を起点に更にマナとドローを加速させる手段は《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》が戦場にいる事が前提で成り立っている。
そして《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を除去するとまた唱えられてドローされるという心理から《毒の濁流/Toxic Deluge》でついでに流れるみたいな事がない限り放置されやすい。
話を戻すとドローする枚数『3枚』は戦場にパワー2のクリーチャーこの場合は《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》や《刻み角/Manglehorn》辺りが理想だろう。
緑で『3枚』ドローといえば《調和/Harmonize》が挙げられる。
6マナ3ドローはドロー効率的に《調和/Harmonize》未満だがここで対戦相手の頭をよぎるのはクリーチャーを除去して《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のドロー枚数を減らすかそもそも打ち消してしまうかだ。
6マナで『3枚』ドローといえば《調和/Harmonize》未満だ。
《調和/Harmonize》に手札を一枚切るかというのは微妙な所になる。
3枚くらいなら通してドローさせて後続の呪文を打ち消してしまえばいいという心理が働くだろう。
この対戦相手の甘えに近い心理によって《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を盤面に固定する目的が成立した事になる。
こうなればもうこちらのものである。
この先の展開は大体似たり寄ったりとなる。
3枚ドローを許した以上はクローンによる4枚ドローも通さざるを得なくなる。
なぜならすでに3枚引かれている以上は4枚ドローも大差ないからだ。
そして後続の呪文を打ち消せばいいという心理がまた働く。
次にやってくるのはマナの回復だ。
《Candelabra of Tawnos》辺りだろう。止めるならここが最後のチャンスだが別にそれだけではゲームが終わるわけではない。
後続の呪文を打ち消せばいいという心理がまた働く。
果たしていつになったら打ち消さなければならない『後続』がやってくるのだろう。
あれよあれよという間に手札が20枚近くに膨れ上がり
《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》や《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》の着地を許す。
全ては最初の《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》の着地を許した事から始まる。
ここで一対一交換をしておけば・・・全ては後の祭りだ。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》はある程度このゲームに慣れた人が集まった卓に対して使うと絶妙な弱さと妨害耐性でそこそこ勝率を挙げる事が可能な統率者だ。
一方で個人ヘイトを向けて来る人やカードの脅威度を点数化できない人と同卓するときはあまりお勧めしない。
③カードの採用理由
・《Candelabra of Tawnos》
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》を使うにあたって必須。
大真面目に《パリンクロン/Palinchron》を使っている以上、マナを倍化したら1マナで10マナ以上生み出す事もしばしば。
色拘束の厳しい統率者で単純にマナフィルターとして使うのも優秀
《Candelabra of Tawnos》を入れないなら統率者を変えよう。
似て非なる統率者だが《轟く声、ティシャーナ/Tishana, Voice of Thunder》とかおススメですよ?
・《征服者のフレイル/Conqueror’s Flail》
このデッキのクローザー。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》が戦場にいる状態でクリーチャーに装備されたらゲームが終わると考えてもよい。
インクのしみであるパワー修正も《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》のドローに変換されて無駄がない。
序盤にポン置きして無害な顔して適当なクリーチャーに付けておこう。
・《複製の儀式/Rite of Replication》
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》が何かの間違いで追放されてしまったときにこのカードで無限に入る。
《永遠の証人/Eternal Witness》に対してキッカー込みで撃つ事でこのカードと他4枚を回収できる。
本体もクローンで無駄がない。
《テラストドン/Terastodon》にキッカー込みで撃つなよ!絶対に撃つなよ!
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