たぶん需要はない

まずはMUD(Mono-Brown)の多色化によるメリットとデメリット
メリット
・色つきのスペルは基本的に軽い
《名誉回復/Vindicate》と《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish-Sah》を比べてみると分かります。


(少数、狂った能力をもったアーティファクト等もありますが)基本的に無色よりも有色のスペルの方が「強い」です。


デメリット
・色事故のリスク
《不毛の大地/Wasteland》に対しては無色よりも多色MUDの方が厳しい物があります。
また、多色化したことにより
今まで
「古えの墳墓、古えの墳墓、不毛の大地、その他アーティファクト」
といったハンドでは無色の場合はキープできますが、多色の場合はマリガンです。
「ハンドは強いが色マナが出なくて何もできない」事は多色化による弊害ともいえるでしょう。

ここから本編(?)
青黒MUDにおける必須パーツ

『土地』
・古えの墳墓
問答無用。たった二点喰らうだけで相手より1T早く動ける土地
当然《不毛の大地/Wasteland》の的です。
まず、これを4枚積む所から構築が始まります。

・ダークウォーターの地下墓地
単体ではマナを出さないものの
青と黒を1枚で供給してくれる土地
これ一枚あるかどうかで動きが変わってきます。
《不毛の大地/Wasteland》の的としては《古えの墳墓/Ancient Tomb》よりも優先されます。

多色MUDではこのフィルターランドがあるカラーリング(青黒、青白、緑赤、緑白、赤黒)は組みやすく、ないカラーは組みにくいのが特徴です。


『アーティファクト』
・虚空の杯
『まず「X = 1」で置く』
このアクションに影響を受けないデッキはまずありません。
1マナ域が少ないデッキ相手は「X = 2」で置きましょう

・ディミーアの印鑑
単体ではマナを出さないものの
青と黒を1枚で供給してくれるマナファクト

意外と軽視されがちですが、
多色MUDにおいてはマストカウンターです。

『スペル』
・ボーラスの工作員、テゼレット
抜いた組み合わせも試したものの
いわゆる「タダツヨ」カード
青黒という色を足す理由の一つがこのPWです。

主な使い方としては
1.《虚空の杯/Chalice of the Void》を5/5にする
2.継続的なハンドアドバンテージ
3.アーティファクトを10個並べて奥義

1.コンボ相手には特に有効です。クリーチャー化しても能力は失われないため、継続して相手の1マナスペルをシャットアウトしてくれます。
そして、今の環境5/5は地味にデカイ

2.『ファ○キンジェイス』ことJtMSがいかにクソであるかを象徴していますので割愛

3.場が膠着した場合の勝ち手段です。後半ならば大体置いた次のターンにはアーティファクトが10個は置いてあるため、起動できれば勝ちです。


その他相性がいいカード
・飛行機械の鋳造所
所謂ソプターコンボ
揃わなくとも、除去されそうになったアーティファクトをサクったり、マナフラッドした場合、いらない土地をサクることでクロックに変換します。

・練達の変成者
重量級アーティファクトを踏み倒すことに長けたシステムクリーチャー
前者はCip能力持ち(《隔離するタイタン/Sundering Titan》等)を使い回すことはもちろん。
能力はインスタントタイミングなため、除去に対する緊急回避をこなします


・宝石の魔道士、粗石の魔道士
前者はフィニッシャーを後者は土地やチャリス、サイド後のトーモッドなどをサーチし、ブロッカーになるクリーチャー


長くなってきたので今日はここまで

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索